対極状態を繰り返す

看護師

どこに頼ればいいのか

日本うつ病学会の双極性障害委員会の委員とフェローは、双極性障害に関して詳しい精神科医がほとんどです。日本うつ病学会は、気分障害全般を取り上げている学会で、双極性障害の診察の質の改善や社会の啓発なども進めるために、双極性障害委員会を組織しています。また、この組織活動に賛同する医師を集めてフェローを組織しています。委員やフェローの精神科医は、ガイドラインに関してとてもよく勉強しています。人数的にそう多くはないですが、近隣の医療機関に在籍していないか確認しておくことが大切です。また、うつ病リワーク研究会の会員医療施設は、適切な治療を受けやすいです。リワークプログラムは、集団で行う治療になります。職場における人間関係と同じ特徴が、この集団プログラム内であらわれやすくなります。それにより、うつ病と診断されている人に、躁状態があらわれることがあるかを判断可能です。うつ病リワークといいますが、治療を受けている人の3割は、躁状態を含んだ双極性障害の背景を持っており、双極性障害に関する治療や対応に対する経験も豊富です。加えて、職場との極力に関しても知識が高いです。リワークプログラムを利用したい場合は、もちろん、双極性障害に関する治療もきちんと行ってくれます。異常に気分が高揚して、精力的に活動したり、以上に意欲的で開放的になる状態を躁といいます。うつとともに躁状態の病相を持つ双極性障害には、いくつかのタイプがあります。また、双極性障害は、以前は躁うつ病と呼ばれていた病気です。大枠ではうつ病と一緒に扱われていますが、症状や治療法なども異なることから、医学的には別のカテゴリーに分けられています。双極?型障害は、明確な躁状態とうつ状態が交互に繰り返されることがほとんどです。抑うつの症状もみられますが、診断の際には必ずしも必須の項目ではありません。躁の状態としては、かなり重く、医師による治療と対応が確実に必要で、入院する場合は多いです。また、双極?型障害は、軽い躁状態とうつ状態が交互に繰り返し認められます。具体的には、1回以上の抑うつ症状が2週間以上持続し、さらに、1回以上の躁状態が4日以上持続します。?型に比べると、症状は軽いですが、衝動的な行動に走りやすいので、入院の必要はないものの注意が必要です。そして、この2種以外にも、気分循環性障害があります。こちらは、明確な躁とは言えない程度の気分の高揚と、軽い抑うつ状態を成人で2年、子供で1年以上繰り返すタイプです。症状としては、軽いため、本人や周囲も特に躁状態のときには気づかないことがほとんどです。